ストレス耐性に着目した自己PR

 現場環境の改善が進められてはいるものの、介護業界では仕事をする中でストレスを感じることが多いのは確かです。長く現場で働き続けていくためにはストレス耐性が要求されるため、採用活動をするときにも施設側は確かなストレス耐性があるかどうかをよく確認している場合があります。採用したにもかかわらず、わずか数週間や数ヶ月で退職されてしまったのでは施設側としては大きな負担になるからです。

 求職者としては書類選考、面接試験のそれぞれに十分な対策をしてアピールポイントを組み込み、通過しやすいように準備をしなければなりません。
特にアピールポイントがないというときには、介護業界ではストレス耐性をアピールするのが合理的な方法と言えます。書類選考を通れるか不安という場合には、履歴書の中で自己PR欄を使用してストレス耐性についてわかりやすく説明すると良いでしょう。明確に十分にストレスに耐えられる力を持っていると理解してもらうためには過去の事例を挙げておくのが良い方法です。
欄が狭いので細かなところまでは記載できないかもしれませんが、どのような場面で苦境に耐え抜いて成功につなげたかということを一言書いておけばきっと働き続けられる力がある人材だと考えてもらえるでしょう。

 このような記述をしておくのが書類選考を通るコツですが、面接でもその詳細について聞かれる可能性が高くなります。エピソードを語る準備をしておくことが、面接も首尾よく通過できるようになる方法です。